医薬品の通信販売で気を付けること

医薬品の種類

医薬品の中でも、医者の処方箋無しに薬局などで取り扱える一般医薬品は、そのリスクによって第1類から第3類までの、3種類の医薬品に分けられている。第1類医薬品は副作用が重篤であり、購入時に薬剤師によって厳格に情報提供を行い、指導することが義務とされている。また、第2類は第1類に比べれば副作用が軽いものの、こちらも購入時にできるだけ薬剤師か登録販売者が指導する「努力義務」がある、とされている。第3類はその他であり、こうした情報提供の義務が厚生労働省によってさだめられているわけではない。
第1類・第2類は重い副作用が発生すし、日常生活に支障をきたすような可能性まであるため、その販売には気を付けないといけないのだ。

法改正

2013年以前、一般用医薬品は第3類のみがインターネット上での通信販売が許可されていた。しかし、多くの消費者がこの範囲の拡大を望んでいたため、2013年12月に薬事法が改正され、その翌年から第1類、第2類を含むすべての医薬品がインターネットや電話などを通じた通信販売が可能となったのだ。もっとも、いくつかの危険な医薬品は「要指導医薬品」という新しい区分に設定され、これだけは対面式の薬局などでの販売に限られることになった。
また、インターネット上での販売は決して誰にでもできるようになったわけではない。実際の店舗を持ち、営業実績があり、薬剤師や登録販売者が常時常駐しているような薬局や売店が持っているオンラインショップでないと、インターネット上での販売は許可されない。また、薬に関する適切な情報提供を行うことが義務付けられ、オークション形式や、購入した消費者のレビューを使って宣伝することは禁止された。


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